「にゃー」から始まる温かさ

秋田県新庄市のガイドブック、タイトルは「にゃー」

「にゃー」は新庄市の方言で「同意を求める
時に使う」らしい。by wikipedia先生

>同意を求める意味で文末に「〜にゃ」を
付ける。 例:今日、寒いね。→今日、さみにゃー。

雪国の新庄市だからこそ、温かい温もりを
感じる言葉ですね。

食べ物も温かいーー!ものが多そう!
と思ってページをめくるとやはりっ見つけた

とりもつラーメンなるものがあるらしい!
美味しそう!

スープはあっさりとした醤油味、
コリコリとした鶏もつの食感が

たまらなくマッチするとのこと。。。
これは食べたい。

写真の一茶庵支店さんは元祖とりもつ
ラーメンのお店だそうで、

地元の人にも観光客の
人にも人気だそうです。

住所:新庄市鉄砲町10-3
TEL 0233-22-2377
時間帯 11:00〜14:30
16:00〜19:00
休:月曜


そして新庄といえば数々の素敵な
「手作り品」で有名みたいです。

雪国の冬は長い、そんな長い冬の中、
外は寒いので、暖かな家の中で

昔から人々は、コツコツと
手作りの自分たちの生活に
必要なものを

作っていたんですね。
その歴史がずっと受け継がれていて、
今では結構若い人たちも
この伝統を受け継いで
おしゃれなカフェや雑貨屋さんなど

開いている方々も多いのだそう。
素敵ですね。

木工クラフトや陶芸、
ガラス工芸、機織り、
新庄では数々の素敵な物作り
の職人さん達が多くいます。


そして夜になると
「あけぼの町 飲食店」
そこに灯りがともります。

寒い雪の降る中、
ここの商店街はきっと一年中
ホッとする温かさを感じるんでしょうね。

白い雪が夜のライトに照らされて、
逆に温かみを感じてしまう。
不思議な感覚ですね。

昭和の闇市が飲食店街へと
変わったそうで、
ノスタルジックな昭和の香りに
癒されそうです。


昔から変わらず、ここで
人々はお酒を楽しく飲みながら

「今度こういう楽しいことが
ありそうなんだ」

「あの人今頃どうしてるかなぁ」

「こんな酷いことがこの間あってさ」

仲のいい会社の同僚と、
たまにあう友人と、
たまのご馳走で家族と

昔から語り合いの
素敵な空間が続いてきたんでしょうね。


このパンフレット。

もがみ物産協会さんのものなんですが

あけぼの町を生きてきた人々、
スナックのママさん、
居酒屋の大将たちなんかの

インタビューが書いてあります。

この表紙のデザインも凄く素敵ですよね
色々なものがごちゃ混ぜになっている感じ
飲屋街の雰囲気とマッチしている。


ワクワクする感じですね、
探検をするようなイメージ、
飲屋街にはどうしても
そういうロマンを
くすぐるものがある。



開店からまもなく50年を迎える
スナック「カンナ」高度経済成長期から
ずっと
この街と共にあった。
高度経済成長期の頃は、毎日、
団体客が沢山いて、そこら中で
大騒ぎだったそう。
街にお金が落ちていたりとか(笑)

良い時代だったんですね。
今でもその頃の常連客のみんなは
飲みに来るそうでママのことを

「お母さん」と思っているような
人もいるそう。

あけぼの町に愛されているお店
「カンナ」素敵な空間ですね。

雪国だからこそ何かホッとする、
肩の力を抜き、
「あー寒いね」と言いながら


お酒と美味しいアッツアツの料理で
語らうことができる空間がそこにはある。
新庄、いい場所ですね。
行ってみたいなぁ。


いつまでもこの素敵な地域が
残り続けていきますように。

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